こんなに多くの観客に見てもらって、ガンバラなくちゃ。
今年も中学生が積極的に祭りに参加し、おかげで年々祭りが盛大になってきています。
獅子舞披露の最後を飾るのが二人天狗となります。
あらすじは
酒樽を見つけた浅間山の天狗が獅子のいないのを見はからって現れ酒を飲みます。
何時しか酒に酔って寝てしまいます。それを見ていた鞍馬山の天狗が恐る恐る近寄り何度となく寝たことを確認し、浅間山の天狗の酒を奪い取ります。寝ているすきに酒を奪った鞍馬山の天狗はこの酒を飲み、これまた飲み過ぎて鞍馬山の天狗を起こしてしまうのです。「この酒樽をとったるは何者じゃ−名を申せ−」酔いからさめた浅間山の天狗怒り、浅間山との天狗と戦いを始めるのです。そうこうしているうちに獅子が登場して天狗との戦いとなり最後は鞍馬山の天狗が獅子に勝という踊りです。
今年も二人天狗の卓越された舞に盛大な拍手と歓声を頂きました。
町内を2日間に渡って廻った獅子舞が神社に帰ってきました。
四人の児童が若連中の肩に乗った勇壮な姿で、多くの見物客が待つ神社に入いります。
神社では祭りの最後の締めくくりとして1カ月間練習してきた成果を披露するのです。
上にのる子供はドキドキ。下で見守る親はヒヤヒヤ。無事歓声の中、神社に到着です。
お−「久しぶりに見る舞だぞ−」
これは「天秤棒」の舞です。
沓掛獅子舞は28種類の舞があったと伝えられていますが現在は、その内の15種類が踊られています。この「天秤棒」も十数年間踊られていませんでした。今年は、若連中に入会した青年達が、是非復活させたいと練習に励み、披露してくれた舞です。
これからも踊りの復活に期待していいかな?
若者「いいとも−」頼もしいかぎりです。
宮に帰り奉納の踊り